[参院選2022]自民圧勝で単独過半数、改憲勢力は3分の2を上回る

第26回参議院議員選挙(改選数124、神奈川選挙区の欠員補充1)が10日投開票され、11日朝までに全党派の議席が確定しました。

その結果、自民党は63議席(改選前から+8)を獲得、単独で改選過半数を確保して圧勝しました。自民党と連立を組む公明党は13議席(同-1)を獲得、自公両党で非改選議席と併せて146となり、岸田首相が目標としていた過半数の125議席を大きく上回りました。

野党は、日本維新の会が12議席(同+6)と改選前から倍増する躍進を見せました。一方、立憲民主党は17議席(同-6)、国民民主党は5議席(同-2)、共産党は4議席(同-2)と、いずれも改選前から議席を減らしました。社民党は1議席を維持、れいわ新選組は3議席、NHK党は1議席、参政党は1議席を獲得しました。

また、憲法改正に前向きな自民、公明、維新、国民を合わせた4党は、非改選議席を含めて177議席となり、憲法改正の発議に必要な3分の2の166議席を上回りました。

選挙区における投票率は52.05%で、過去2番目に低かった前回(2019年)を3.25ポイント上回りました。当日有権者数は1億501万9203人(うち在外9万9356人)。

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